１００％雇用保険活用術>定年退職というと、再雇用を後押しする給付金もあるので活用していきたい

今は年金が支給されるまでは働きたいという中高年者が増えています。
そこで、雇用の確保措置として、定年年齢の引き上げや再雇用制度
などが義務付けられています。

現実は、賃金を低く抑えられる再雇用制度を採っている会社がほとんどです。
再雇用された際の賃金が、60歳時点の賃金と比較して75パーセント
以下の場合には、高年齢雇用継続基本給付金が支給されます。
ただ、この給付金を支給すると、年金を受給しながら働いている
人にとっては、月の年金が減額されてしまいます。
年金と月の給与が合わせて28万円を超えてしまうと
在職老齢年金の仕組みにより、さらに年金が削られることになります。

あと、雇用保険と定年退職について言えば、定年退職をし
ハローワークに求人の申し込みを行い、失業給付を受けながら職が
見つかった場合、給付の残日数が100日以上あると、勤務しながら
高年齢再就職給付金が1年間支給されます。
このような雇用保険の給付を活用しながら
定年後も健康維持のため仕事を続けていきたいものです。